2025年7月24日
自宅でできる冷罨法(レイアンポウ)前回は腰痛時に温めることで症状緩和をする方法をお話ししましたが、今回はその逆の「冷やす」ことのお話しです。冷罨法(レイアンポウ)とは簡単に言うと「冷やす」ことです。腰痛時、特に外傷による腰痛の場合には患部を冷やした方が良いでしょう。ギックリ腰などの外傷由来ではない急性腰痛でも場合によっては冷やすことが良いケースもあります。では、どんな場合に冷やすべきなのでしょうか?・・・
2025年7月23日
前回、腰痛は温めた方が良いのか冷やした方が良いのかの話しをしました。今回はその続きで、温めた方が良い場合の温め方をお話ししていきたいと思います。上の画像の様に、腰を温めるというともっとも簡単で広範囲に効果を出すことができるのがお風呂ですね。ゆっくりお湯に浸かり身体を芯から温めることで筋肉が弛緩し腰痛が和らぎます。お勧めは40~42℃程度の湯温で半身浴より少し深めの浴槽に15分くらい(腰や脚の筋肉の張り具合により時間はマチマチ)浸かり身体を芯から温めます。
注意点としては水分補給。この時は白湯がベスト。(冷水はせっかく温めた身体を冷やしてしまうのでNG)身体を冷やさないように且つ脱水予防。それと、入浴中に痛みが鋭くなるなど、症状が悪くなったらすぐ出る。ということを守って身体を温めましょう。次に日中などもっとも簡単な温め方法はカイロです。ホットパックの様な物の・・・
2025年7月22日
私がよく聞かれる質問に「腰痛の時は、冷やした方が良いの?それとも温めた方が良いの?」がある。この質問の答えは「温めてみて痛みが和らげば温めて、痛くなれば冷やしてみて。」としている。これは一見、いい加減な返答の様に聞こえるかもしれませんが、実はそうではなくて、本当にこの通りにした方が良いからです。もし、打撲の様なきっかけで腰痛が出ているのであれば「まずは冷やしてみる。」ことをお勧めしますが、そうでないのであれば先ずは温めてみることをお勧めしています。理由としましては・・・
2025年7月20日
前回の骨盤矯正の記事でも少し触れましたが、ココでは女性特有の腰痛についてお話ししていきたいと思います。女性特有の腰痛と言えばまず最初に思い浮かぶのは生理痛からくる腰痛ではないでしょうかそもそも生理痛とは女性の生殖器でもある子宮が
妊娠に備えるべく約ひと月に1回子宮内膜を新しいものに置き換えるために起こる現象で、その古くなった子宮内膜が剥がれ落ちるときに痛みが出たり、ホルモンバランスの・・・
2025年7月19日
今回は骨盤矯正についておはなししていきます。これは腰痛に係わることももちろんですがその他の様々な症状にも影響をもたらすので非常に重要なことです。まず骨盤の構造のお話をしていきます。骨盤の場所は皆さんご存じかと思いますが、ちょうど下腹部の辺りに位置しています。骨盤は左右の寛骨(腸骨、坐骨、恥骨。幼少期は軟骨結合されており成長期終了時に3つの骨は1つの骨になる。)と真ん中の仙骨からなります。この寛骨と仙骨とが仙腸関節を構成しています。前側は左右・・・
2025年7月18日
腰痛と共に脚のシビレが生じる症状や腰は痛くないけど脚のシビレがあるなど今回は脚のシビレを伴う腰痛についてお話ししていきたいと思います。脚のシビレは腰から来るものとそうではないものとがあります。腰から来ているものではないシビレは
例えば糖尿病や静脈瘤など循環障害や神経障害がありますが、ココでは腰から来るも・・・
2025年7月17日
「もう何年も腰痛が良くならない。」「一度良くなってもまた腰痛が出てきた。」この様な患者さんは多いはず。実際、私はこう言う訴えをした患者さんを多く見てきました。これはいったい何を意味しているのでしょうか?腰痛が出て、その後治って数ヶ月後にまた腰痛が出た。風邪を引いて、その後治って数ヶ月後にまた風邪を引く。これらの場合は何が違うのでしょうか。風邪の場合、細菌やウィルスの感染により身体が免疫反応を起こし感冒症状が出て、免疫が打ち・・・
2025年7月16日
腰痛に対して痛み止めの服薬や注射はあまりお勧めしない。それは何故かというと痛み止めの薬はその場凌ぎの対処法であって根本の原因解決には何もなっていないからです。「痛みが出ている → 痛み止め」という安易な図式の様に処理していてはいつまで経っても腰痛は良くなりません。例えば。・・・
2025年7月15日
「腰痛で病院に掛かるなら何科に行けば良いんだろう?」こんな質問にそんなの「整形外科」に決まってるだろ!と思う方は多いと思います。しかし、私が整形外科に勤めているときも「何科に行けばいいのか分からなかったから、調べてから来た。」という患者さんは意外にも多かったです。また、中には・・・
「この腰痛は内臓の悪さから来ているのではないか?」
と思っていて、
「内臓が悪いのに整形外科では解決しないだろう。」
「整形外科に行っても内臓がげんいんだったら、内臓疾患に気付かないだろう。」
などといった具合に
直ぐに整形外科の受診と結びつかない方は少なくないです。
ですが
2025年7月14日
腰痛と筋トレ。この2つには深い因果があります。これまでのブログで散々綴ってきましたが筋肉と腰痛の因果関係が大きいということはお判りいただいていると思います。特に高齢者や運動不足の方は筋肉が弱く、硬くなってしまっていることが多いので筋トレをして強くして、筋肉が動くことを身体に覚え込ませないといけません。稀に、。。。